戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

1.都市-中央ヨーロッパ

ブダ Buda

ハンガリー中央部のドナウ川西岸の都市。13世紀、ハンガリー国王ベーラ四世によって築かれた。19世紀、北方の都市オーブダおよびドナウ川対岸の都市ペシュトと合併し、「ブダペシュト(ブダペスト)」となる。

ペシュト Pest

ハンガリー中央部のドナウ川東岸の都市。13世紀に作られた対岸の新都市「ブダ」と並立し、ハンガリー王国の主要都市の一つとして存在した。19世紀、北方の都市オーブダおよびドナウ川対岸の都市ブダと合併し、「ブダペシュト(ブダペスト)」となった。

オーブダ Óbuda

ハンガリー中央部のドナウ川西岸の都市。ローマ帝国時代、この都市は「ブダ」と呼ばれ、下パンノニアの中心地として栄えた。中世、ハンガリー王国の中心の一つとなったが、13世紀にモンゴル軍に破壊された。その後、国王ベーラ4世によって「ブダ」南方の…

ニュルンベルク Niamberg

ドイツ南部バイエルン地方の都市。ペーグニッツ河の両岸に市街地が形成されている。金属加工業を中心とした手工業が発達し、また国際商業の町としても栄えた。神聖ローマ帝国における重要都市でもあり、15世紀以降、帝国宝物の保管が市参事会に委ねられて…

ライプツィヒ Leipzig

ドイツ東部、ザクセン地方の中心的な商業都市。中世以来、大市が開催され、フランクフルトとともにドイツの代表的な大市開催都市として知られた。また周辺地域の鉱業と毛織物業を軸にヨーロッパ各地との交易で繁栄した。

クラクフ Kraków

ポーランド南部、小ポーランド地方の都市。ヴィスワ川上流に位置する。14世紀から17世紀初頭までポーランド王国の首都ないし中心都市であり、通商ルートの要衝にあって遠隔地を結ぶ国際貿易で栄えた。