戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

3.人物-東南アジア

フワン・ロピス Juan Lopis

17世紀初頭、マルク諸島のテルナテ島に住んでいた日本人。テルナテ島を含むマルク諸島には、オランダ東インド会社に雇われた日本人が連れてこられていた。フワンもその一人だったとみられる。

林 存選 りん そんせん

中国明朝の貿易商人。日本や東南アジアとの貿易に従事。天正元年(1573)、大友氏の貿易船でカンボジアから日本に来航した。

ウルスラ(マニラ) うるすら

17世紀初頃のルソン島・マニラの住民。日本出身の奴隷。女性。手相を読むことで、未来を予測することができたという。

握郎烏丕沙哥

カンボジア商船の船主。天正七年(1579)に日本に来航した。カンボジア王が大友宗麟に派遣した使節団を伴い豊後を目指していたが、薩摩に漂着して島津氏に抑留された。

パブロ(マニラ) Pablo

1570年(元亀元年)、ルソン島のマニラに在住していた日本人キリシタン。スペイン人のマニラ占領の際、現地のムスリムとともに抵抗したという。