戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2.交易品-中南米

トウモロコシ(マヤ) とうもろこし

マヤ文明が栄えたメソアメリカ南東部で生産されたトウモロコシ。トウモロコシはメソアメリカに野生していたテオシンテを起源とするとされ、マヤでは先古典期前期(前1800~前1000)頃から栽培が始まったとみられている。

トウモロコシ(アステカ) とうもろこし

アステカなどメキシコ中央高地で生産されたトウモロコシ。トウモロコシはアステカにおける主食であり、同国では支配下に置いた国にトウモロコシ等の貢納を要求する一方で、チナンパと呼ばれる灌漑農業を展開した。

トウガラシ(中南米) とうがらし

トウガラシは紀元前8000年〜7500年にはペルーで栽培が始まっていたといわれる。中南米各地で古くから利用された野菜の一つ。