戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2020-11-21から1日間の記事一覧

トウガラシ(中南米) とうがらし

トウガラシは紀元前8000年〜7500年にはペルーで栽培が始まっていたといわれる。中南米各地で古くから利用された野菜の一つ。

トウガラシ(ヨーロッパ) とうがらし

トウガラシは紀元前8000年〜7500年にはペルーで栽培が始まっていたといわれる。その後、15世紀末のコロンブスによるアメリカ大陸到達を契機にヨーロッパにも知られるようになった。

ウーブリ Oublie

中世フランスで好んで食べられていた菓子。上等の小麦粉を使い、酵母を用いずに練り上げた軽い生地でできていた。これを熱した二枚の鉄板に挟んで焼く。ゴーフル(gaufre)の原形ともいわれる。

ビスコチョ Bizcocho

イースト菌を使わずに二度焼きしたパン。語源はラテン語の「二度焼くことを」を意味する「ビスコクトゥス」に由来する。16世紀に入ると卵、小麦粉、砂糖の生地をオーブンで焼くビスコチョが現れる。このタイプのビスコチョが日本に伝来し、カステラのルーツ…

有平糖 あるへいとう

砂糖を煮て作られた飴の一種。戦国期、ポルトガル人によって日本にもたらされた南蛮菓子の一つ。語源はポルトガル語のalfeloa(アルフェロア:糖蜜から作られる茶色の棒状の菓子)ともalfenim(アルフェニン:白い砂糖菓子)ともいわれる。

金平糖 こんぺいとう

表面に角状の突起による凹凸をもつ球形の砂糖菓子。戦国期、日本に来航したポルトガル人によってもたらされた。語源はポルトガル語のコンフェイト“Confeitos”。

南蛮犬 なんばん けん

戦国期、来航するヨーロッパ人らは、日本に犬も持ち込んだ。珍しい犬は、有力者間の贈り物などにも用いられた。

南蛮合羽 なんばんかっぱ

戦国期、ポルトガル人によってもたらされた外套の一種。合羽の語源はポルトガル語の“capa”といわれる。日本には羅紗(毛織物)、もしくは天鵞絨(ビロード)製のものが持ち込まれた。

象(動物) ぞう

日本でも象という動物の存在は、古くから知られていた。平安期の事典『和名抄』には、象の姿について、「水牛に似て大耳、長鼻、眼細く、牙長き者なり」とある。室町・戦国期には、東南アジアからの贈り物として生きた象が日本に入ってくる事例がいくつかみ…

南蛮筒 なんばんづつ

戦国期、海外から直接移入された鉄炮。当時は有力者間の贈答品としても珍重された。 南蛮鉄炮とも表記される。

石火矢(輸入) いしびや

戦国期、海外から日本に輸入された大型砲。日本に渡来した石火矢は、玉と玉薬を入れる取っ手の付いた付属品の入れ子の形式から、東南アジア系のフランキ砲とみなせるという。後にはヨーロッパへの直接発注も行われている。

鹿皮(ルソン島) しかがわ

フィリピンのルソン島に生息していた鹿から作られた皮革。日本では革羽織や甲冑などの材料として需要が非常に高く、同島に来航した中国人や日本人によって、多くの鹿皮が船積みされて日本に運ばれた。

金(フィリピン諸島) きん

ルソン島を中心とするフィリピン諸島において産出された金。東南アジアだけでなく中国や日本にも輸出された。

嶋木綿 しまもめん

16世紀中頃以降、東南アジア、南アジアから日本に輸入された木綿布。「嶋渡り」の木綿、「縞木綿」とも呼ばれた。染め糸による鮮やかなストライプが織り込まれており、上質で珍重された。

呂宋壷 るそんつぼ

16世紀末から17世紀初期にかけて、主に茶道具として日本で珍重された陶器。中国南部や中部ベトナムで作られた雑器であるが、ルソン島を経由して輸入されたため、このように呼ばれた。呂宋壷は現地では安価な日用品であったが、日本では茶人の評価が高く…

焔硝(輸入品) えんしょう

戦国期、日本では硝石の多くを海外からの輸入に頼っていた。硝石は焔硝または塩硝と呼ばれ、鉄炮の火薬(玉薬)製造のための材料として炭や硫黄とともに調合された。