戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

5.宝物・名品-06.その他

ロンギヌスの槍 Lance of Longinus

イエス・キリストが磔刑になった際にキリストを刺したとされる槍。この槍を持っていたローマ兵士の名前から、ロンギヌスの槍とも呼ばれた。

聖槍(神聖ローマ帝国) せいそう

神聖ローマ帝国の「帝国宝物」の一つ。穂先の鉄の刃には、縦の孔が穿たれ、そこに釘の形状をした金属が嵌め込まれている。これはキリストを十字架に打ち付ける際に用いられた釘(聖釘)の一つであるとされていた。時に聖マウリティウスの槍とも、コンスタン…

銅雀台瓦硯 どうじゃくだいがけん

蠣崎(松前)氏の家宝として近代まで伝世された硯。3世紀、中国の後漢末の有力者・曹操が建立した銅雀台の瓦と伝えられる。北方のアイヌを経由して15世紀の蠣崎氏の手に渡ったという。

白檀香(法隆寺献納宝物) びゃくだんこう ほうりゅうじけんのうほうもつ

奈良の法隆寺に伝来した白檀二点の香木。『正倉院御物棚別目録』に、蘭奢待(黄熟香)や全浅香(紅沈香)と記された沈香木と並んで、天下の名香に数えられてきた。