戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

6.寺社

桂浜神社 かつらはま じんじゃ

倉橋島本浦・桂浜の北側の丘陵に鎮座する八幡社。

夷浄願寺 えぞ じょうがん じ

戦国期、秋田湊にあった本願寺系の寺院。元は蝦夷地の松前にあった。蝦夷地や北奥地域への教線拡大を進めた本願寺教団の、最有力中継ぎ本山として同教団の布教の中心を担った。

向上寺 こうじょう じ

備後国生口島・瀬戸田の北、潮音山に建てられた臨済宗仏通寺派の寺院。応永十年(1403)、生口島地頭・生口氏を大檀那として建立された。以後、生口氏と港町・瀬戸田の隆盛にともなって発展した。

生口神社 いくち じんじゃ

備後国生口島・瀬戸田の市街地北側、向上寺山の南麓に鎮座する神社。近世編纂の『芸藩通志』には、祇園社とみえる。一説によれば永禄十二年(1569)に、祇園社が勧請されたといわれる。