戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マニラ Manila

マニラ湾にそそぐパシグ川河口に位置する港市で、ルソン島の中心都市。16世紀までには政治的結合が進んでブルネイの影響下にある首長の治下で大規模な集落が形成されており、既に周辺諸島の交易の中心であった。

ナント Nantes

フランス西部、ビスケー湾に注ぐロワール川の河口から58キロメートル上流に位置する都市。古代より大西洋とフランス内陸部を結びつける機能を担い、交通・経済の要衝として栄えた。

アントワープ Antwerpen

北海へと注ぐスヘルデ川下流右岸に位置する港町。15・16世紀には、ヨーロッパ経済の中心地となって栄えた。

アムステルダム Amsterdam

北海とつながる内海のザイデル海(現・エイセル湖)に注ぐ、アムステル河の河口部に形成された港湾都市。16世紀後半以降、ヨーロッパ屈指の国際商業都市へと発展した。

大条 おおじょう

伊予国下島(大崎下島)東岸の港町。現在の広島県呉市豊町大長。室町期、竹原小早川氏出身で沼田小早川氏に属した小早川徳平家*1の本拠地となった。 小早川徳平家の下島進出 大条浦をめぐる土倉氏の執着 小早川徳平家の本拠 瀬戸内海航路における大条 港町御…

蒲刈 かまがり

芸予海峡部に浮かぶ、蒲刈島の東岸に位置する港町。中世、瀬戸内海に播居する海賊の拠点であり、航路の要衝、水運の基地としても栄えた。 中国の文献にみえる 蒲刈の水運 朝鮮外交官が見た蒲刈の海賊 瀬戸内海航路の寄港地 前関白・近衛信伊の評価 関連人物 …