戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

5.宝物・名品-04.書物

宋刊本『中庸説』(東福寺所蔵) ちゅうようせつ

中国南宋の張九成によって著された儒書。宋代の刊行本が唯一、京都東福寺に現存している。端麗な宋版の実例としての書誌学的価値から、国の重要文化財に指定されている。

唐本『仙仏奇踪』(角倉素庵所持) せんぶつきそう

『仙仏奇踪』は、中国明朝の儒学者・洪応明が万暦三十年(1602)に編纂した唐本。四編からなる。一つは仙人六十三人の伝記とその図像からなる「消搖墟」。一つは仏祖六十一人の伝記とその図像を載せる「寂光境」。一つは道教経典や道士の語録などからの…