戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

3.人物-琉球

宗延 そうえん

和泉国堺出身の貿易商人。琉球に渡航して琉球王府に仕え、東南アジアとの貿易に従事した。『蒙姓家譜』によれば、宗延は嘉靖二十二年(天文十二年、1543)の生まれで、もとは日本の「境(堺)」の住人であった。唐名は蒙茂昌、俗名を川崎利兵衛といった。

真三郎 まさぶろ

琉球王国の家臣。1541年八月、琉球王の命令を受けて東南アジアへ貿易のために派遣された。