戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

頑羊角弓 がんようかくきゅう

アルガリ(頑羊)の角を部材として作られるモンゴルの弓。当時のモンゴルの弓は出土資料からみると全長1〜1.2mほどで、いっぱんに「短弓」に分類される。

アウラガ Avraga

ヘルレン川流域にあったとされるチンギス・カンの冬季宿営地(大オルド)。後にチンギス・カンの霊廟として祭祀の場となったとみられる。モンゴル国ヘンティ県デリゲルハーン郡のアウラガ遺跡に比定されている。なお「アウラガ」とはモンゴル語で後方支援基…

字号船 じごうせん

中国の明朝から琉球に下賜された海船。その名は『宝案』などの漢籍史料において「◯字号船」として記載されていることによる。明朝は1385年(至徳二年)から15世紀前半にかけて多くの船を琉球に提供。それらは福建の各衛所所属の戦船であったとみられる…

鎮州 ちんしゅう

11世紀、契丹(遼)がモンゴル高原に設置した城郭都市。チントルゴイ城址に比定されている。契丹のモンゴル支配の拠点として、また甘粛やトルキスタン方面を結ぶ交通路を確保する役割もあったとされる。もとはウイグルの城郭であった可能性もあるという。

伝安閑天皇陵出土円形切子碗 でんあんかんてんのうりょうしゅつどえんけいきりこわん

6世紀頃にメソポタミアのササン朝で製作されたと推定されるカットガラス碗。安閑天皇陵とされる高屋築山古墳(大阪府羽曳野市)から出土したとされる。正倉院蔵の白瑠璃碗と極めて類似していることでも知られる。

ササンガラス sasanian glass

ササン朝の版図だったメソポタミア・イラン地域で製作されたガラス製品。ユーフラテス川以東に分布するササンガラスはソーダ源に植物灰を用いてあり、マグネシウムやカリウムに富んだ組成を示す。ユーラシア東西交易により中国、そして日本にももたらされて…