戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

3.人物-06.北陸・信越地方

大内 四郎 おおうち しろう

加賀大内氏の一族。幼名は竹千代。加賀国江沼郡分校(現在の石川県加賀市分校町付近)の所領を、現地で支配していた。

荒浜屋 宗九郎 あらはまや そうくろう

越後柏崎の商人。 永禄七年(1564)四月二十日付柏崎町中に宛てた上杉輝虎の制札案の交付先としてみえる。

唐人 秀正 かろうど ひでまさ

岸和田流の炮術師。 式部大夫(式部大輔)。越後上杉氏に仕えた。

蔵田 清左衛門尉 くらた せいざえもんのじょう

在京雑掌・神余実綱の使者。上杉氏の御用商人・蔵田五郎左衛門の同族か。

蔵田 五郎左衛門 くらた ごろうざえもん

越後守護・上杉(長尾)氏の御用商人。伊勢御師の出身。越後青苧座を統轄し、また府内や春日山城の管理にもあたった。

橘屋 三郎五郎 たちばなや さぶろうごろう

越前国北の庄の有力商人。左衛門尉。薬種・絹織物を取り扱った。朝倉氏や織田氏のもとで、唐人座や軽物座などの座長となって座の商人から役銭徴収も行った。

玉蔵坊 英性 ぎょくぞうぼう えいしょう

温井氏の被官。温井氏による輪島支配を、代官として実質的に担当したとみられる。