戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2021-05-07から1日間の記事一覧

荒浜屋 宗九郎 あらはまや そうくろう

越後柏崎の商人。 永禄七年(1564)四月二十日付柏崎町中に宛てた上杉輝虎の制札案の交付先としてみえる。

唐人 秀正 かろうど ひでまさ

岸和田流の炮術師。 式部大夫(式部大輔)。越後上杉氏に仕えた。

蔵田 清左衛門尉 くらた せいざえもんのじょう

在京雑掌・神余実綱の使者。上杉氏の御用商人・蔵田五郎左衛門の同族か。

蔵田 五郎左衛門 くらた ごろうざえもん

越後守護・上杉(長尾)氏の御用商人。伊勢御師の出身。越後青苧座を統轄し、また府内や春日山城の管理にもあたった。

橘屋 三郎五郎 たちばなや さぶろうごろう

越前国北の庄の有力商人。左衛門尉。薬種・絹織物を取り扱った。朝倉氏や織田氏のもとで、唐人座や軽物座などの座長となって座の商人から役銭徴収も行った。

玉蔵坊 英性 ぎょくぞうぼう えいしょう

温井氏の被官。温井氏による輪島支配を、代官として実質的に担当したとみられる。

江川 太郎右衛門尉 えがわ たろうえもんのじょう

北条氏の家臣。伊豆国韮山を拠点として、江川酒の醸造を行っていた。

小浜 景隆 おばま かげたか

伊勢国の海賊。官途名は民部左衛門尉、後に伊勢守。小浜光隆の父。伊勢の海賊衆・小浜氏の出身。元亀二年(1571)、水軍編成を急ぐ武田氏の招致に応じ、駿河の江尻・清水に拠点を移して武田警固衆の一翼を担った。

角屋 七郎次郎 かどや しちろうじろう

伊勢国大湊の廻船商人。後に駿河国清水を拠点を移した。