戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2021-04-15から1日間の記事一覧

岩船 いわふね

内陸部からの河川が流れ込んでいた中世の岩船潟の入口に位置した港町。周辺物資の集散地であるとともに、潟を停泊地として日本海水運にもつながっていた。

新潟 にいがた

越後国の大水系である阿賀野川・信濃川の河口部に位置する新興の港町。戦国後期以降、ともに「三ヶ津」と称された蒲原や沼垂をしのぐ繁栄をみせた。

蒲原 かんばら

越後国の大水系である阿賀野川・信濃川の合流地の東側に位置した港町。両川の河口が控える水上交通の要の位置にあり、中越・下越はもとより信濃・会津にまでつながる人と物資の集散地として栄えた。

松ヶ崎 まつがさき

佐渡国南岸の船の着岸に便利な砂州上に形成された港町。越佐海峡の対岸にある佐渡渡海の基点・寺泊との最短距離にあることから、佐渡の国津として同国の海の玄関口であった。

沢根 さわね

佐渡国西部、真野湾北岸の港町。戦国期に開発されたと伝えられる鶴子銀山の外港として急速に発展し、日本海海運の要港となった。