戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2020-12-27から1日間の記事一覧

来島三日市 きじまみっかいち

出雲・石見国境域の市場町。現在の島根県飯石郡飯南町野萱字三日市。山陽と山陰を結ぶ陰陽交通の幹線路である出雲路(備後路)が縦貫する要衝に位置している。北方の下三日市大前原では、慶長年間に牛馬市が始まったという。

刺鹿 さつか

石見国安濃郡に中世まで存在した波根湖という潟湖の、南岸に位置したとみられる港町。現在の波根湖は近世からの干拓事業によって水田となっている。その立地から、後背の山間部や大田さらには石見銀山と日本海とを結ぶ水陸交通の要衝であったと思われる。

波根 はね

石見国安濃郡に中世まで存在した波根湖という潟湖の東岸に位置したとみられる港町。 現在の波根湖は近世からの干拓事業によって水田となっているが、大田市波根町に残る地名「大津」がかつての波根の港だったと推定されている。

鞆ヶ浦 ともがうら

石見銀山から街道で最短距離にあるリアス式海岸の入り江に臨む港町。石見銀山の初期の積出港としてにぎわった。入り江の入口には鵜島があって天然の防波堤となっており、波静かな港を形成している。

古龍 こりゅう

リアス式海岸の狭く奥深い湾に臨む港町。史料では古柳とも表記される。石見銀山にほど近く、初期の銀の積出港として鞆ヶ浦とともに栄えた。

石銀 いしがね

石見銀山の鉱山町。石見銀山は大永六年(1526)の銀鉱脈発見以降、世界屈指の銀採掘量を誇った。