戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2021-03-20から1日間の記事一覧

弓削 ゆげ

平安期以来、塩の荘園として知られた東寺領弓削島荘の港町。同島を含む周辺海域で生産され、瀬戸内海流通の主力商品でもあった塩の運搬を担う水運の基地として多くの船が発着した。

神辺 かんなべ

中世山陽道の分岐点に位置した市町。現在の広島県福山市神辺町。特に大字川北や大字川南が町場の中心だったとみられる。

鞆 とも

瀬戸内海に突出た沼隈半島の東南端する港町。仙酔島や大可島などの島々に守られた良港。瀬戸内海を航行する際の潮待ちに利用され、瀬戸内海航路の要港として栄えた。