戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2020-12-10から1日間の記事一覧

唐津 からつ

現在の佐賀県北西部、玄界灘に面する松浦川河口部の港町。江戸期以前には東西6キロに及ぶ砂洲(後の「虹の松原」)の発達により形成された細長いラグーンがあり、船の碇泊に適した良港だったとみられる。中世、松浦党の拠点となった。

鷹尾 たかお

有明海にそそぐ矢部川の下流右岸に位置する港町。中世、河港として荘園・瀬高荘など矢部川流域の物資積出港を担った。

博多 はかた

天然の巨大な良港・博多湾に臨む港町。古代以来の国際貿易港であり、平安末期には中国宋朝との交易拠点となり、宋人の居住区もあった。室町・戦国期は、中国や朝鮮だけでなく東南アジアとの交易も盛んになった。