戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2021-01-10から1日間の記事一覧

松山 まつやま

中世における備中国屈指の要城・松山城の城下町。備中を南北に貫流する高梁川と支流の成羽川とが合流する地点の北側に広がる盆地に形成されたとみられる。松山の地は南北と東西の街道が交差し、また高梁川の水運も抑えることができる水陸交通の要衝であった…

成羽 なりわ

備中国の主要河川である高梁川の水系・成羽川が貫流する成羽盆地に位置した市庭町。中世、天龍寺領成羽荘の中心であるとともに、戦国期、有力国衆・三村氏の拠城・鶴頸城の城下町としても栄えた。

西阿知 にしあち

備中国の大河川・高梁川の中世における河口部に位置する港町。水運の拠点として物資集散地を担った連島に対する同河川流域の物資集積地として発展した。

連島 つらじま

中世において、備中国の大河川・高梁川の河口部沖、児島の北西端沖に浮かんでいた連島の港町。高梨川流域をはじめとする備中内陸部および瀬戸内海を中心とする海域の物資集散地として栄えた。