戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2021-05-06から1日間の記事一覧

藤次郎 とうじろう

駿河清水の廻船商人。戦国期、駿河の戦国大名・今川氏に中間として仕え、他国への使いなどを担った。

友野 二郎兵衛尉 ともの じろうひょうえのじょう

駿府の有力商人。戦国期、駿府今宿において友野座の商人頭をつとめ、木綿や茜、胡麻、米などを扱った。また今川氏の御用商人として同氏の経済政策にも関わった。

蔵田 紀伊守 くらた きいのかみ

伊勢国の御師。越後上杉氏の御用商人・蔵田五郎左衛門の一族とみられる。上杉氏から依頼され、同氏の使者の交通上の便宜をはかった。

国友 与四郎 くにとも よしろう

国友村出身の鉄炮鍛冶。織田信長や羽柴秀勝に仕えた。

藤井 輔縄 ふじい すけなわ

南蛮流炮術の開祖となった炮術師。一二斎と号した。河内守とも。

山上 宗二 やまのうえ そうじ

和泉堺の納屋家出身の茶人。屋号は薩摩屋。千利休の高弟として知られる。千利休とともに羽柴秀吉から厚遇されたが、追放処分を受けて小田原北条氏のもとに身を寄せる。後に北条氏を攻めた秀吉に投降するも処刑された。

赤根屋 太郎右衛門 あかねや たろうえもん

16世紀後半頃の堺の豪商。「嶋井氏年録」の元亀元年(1570)九月二日の史料にその名がみえる。

薬屋 与三右衛門 くすりや よそうえもん

和泉堺の商人。天文二十一年(1552)頃の九月、宗光ら堺商人衆の使者として厳島に赴き、宗光の書状を大願寺に届けた。