戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2021-04-22から1日間の記事一覧

九和 きゅうわ

戦国末期、豊後臼杵の豪商。臼杵では、仲屋宗越につぐ屋敷地を持っていた。大友氏の家臣団名簿にも名を連ねていることから、同氏の御用商人であったとみられる。

仲屋 顕通 なかや けんつう

戦国期の豊後の豪商。享禄・天文年間頃に、豊後府内でにおいて対外貿易で巨利を築いたといわれる。戦国末期の臼杵の豪商・仲屋宗越の父。ただ、仲屋乾通は江戸期の編纂物にはみえるが、当該期の一級史料では存在を確認されていない。

仲屋 なかや

戦国初期の豊後の商人。大友氏と関係を持ち、対外貿易にも関わったとみられる。戦国末期の臼杵の豪商・仲屋宗越の二代、もしくは三代前の人物か。

ファン・ガヨ ふぁん がよ

天正十五年(1587)、平戸からルソン島のマニラへ渡った渡航船の船長。日本人。同年、ルソン島イスラム系原住民の武装蜂起計画の謀議に関与したとされる。

吉近 はるたさ よしちか はるたさ

平戸の領主・松浦氏の家臣。豊後出身のキリスト教徒。松浦氏の使者として平戸とフィリピンのマニラを往復した。