戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2021-04-10から1日間の記事一覧

水落 みずおち

越前を南北に貫く「海道」(北国街道)沿いに位置する宿場町。中世、陸運の拠点として栄えた。町内に水落神明社があり、その門前町的性格も持っていたとみられる。

越前府中 えちぜん ふちゅう

古くから国府、守護所が置かれる中世越前の中心都市。 加賀へと抜ける北国街道が今泉・河野浦、敦賀へと至る西街道と分岐する交通の要衝にある。宿場町であり、多くの寺社が存在する門前町的な性格も備える北国街道最大の都市。

韮山 にらやま

伊豆国の大動脈・狩野川の平野部への入口に位置する韮山城の城下町。韮山から西に4Km移動すると、江浦などの港湾に至る。交通の要衝であり、室町・戦国期、北条氏のもとで同国の政治・経済の中心となった。

江浦 えのうら

伊豆国中部山間地域から流れる狩野川の支流が注ぐ天然の良港・江浦湾に臨む港町。戦国期には、伊勢国や三河国、遠江国など太平洋沿岸の遠隔地との水運で栄えていた。

沼津 ぬまづ

伊豆国中部山間地域から流れる狩野川と、駿河国東部の山間地域から流れる黄瀬川とが合流して海に注ぐ河口部に位置する港町。後背地に東海道が通るなど、水陸交通の要衝の地位を占めた。